札幌市中央区複合庁舎 様
- 業種
- 官公庁
- 従業員数
- 101〜500人
市民が親しみやすく、利便性の高い庁舎

札幌オリンピックが開催された昭和47年に開設された中央区役所は、建物の老朽化やスペースが狭いことなどが課題となっていました。こうした課題に対応するため、新庁舎の整備が進められました。 新庁舎では、これまで別々の場所にあった区役所・区民センター・保健センターを一つの建物に集約。1・2階には区民センターやラウンジ・図書館など、区民が気軽に立ち寄れる空間を、3階以上には中央区役所と中央保健センターを配置しています。利用者の多い窓口をワンフロアにまとめることで、待ち時間の短縮や手続きのしやすさなど、利便性の向上を図っています。さらに、バリアフリー法に基づき動線を広く確保することで、誰もが安心して利用できる庁舎を実現しています。

窓口カウンター
窓口カウンターは、車いすを利用される方も快適に使えるよう、高さや奥行きに配慮し、十分なスペースを確保しています。また、来庁者のプライバシーにも配慮し、カウンター間に仕切りパネルを設置。さらに、窓口と待合スペースの間に適切な距離を設けています。

待合スペース
ロビーチェアの端には背もたれのないシートを設けており、多方向から座ることができます。ベビーカーや車いすを横付けして、一緒に座ることも可能です。中央には積み重ねて収納できるスタッキングチェアを配置しています。繁忙期などで席が不足する場合でも、必要に応じて席数を増やせます。

図書室
窓から自然光が差し込む、明るい図書室です。空間全体に木材を使用することで、ぬくもりと落ち着きを感じられる雰囲気にしています。本棚の間隔や通路を広くとり、奥まで見通せるつくりにすることで、安心して利用できます。
担当 コクヨ北海道販売 営業:細谷 設計:西田