コロナ禍を経て多様化する働き方に対応し、社員同士のコミュニケーションを活性化するために、本社オフィスのリニューアルを行いました。オフィスのシンボルとして「CUE（キュー)」のロゴサインを設置し、ここを起点に社員が集まり、自然と会話が生まれるきっかけになる空間づくりを目指しました。デザインにはアースカラーを取り入れ、北海道に根ざした企業として、食をはじめとする地域の魅力に焦点を当て、自然のやさしさを表現しています。さらに、グリーンを各所に配置し、自然とのつながりを感じられる、あたたかく開かれた雰囲気を演出しています。

ワークスペース　

ハイタイプのワークテーブルを採用することで、座るだけでなく立って仕事をすることも可能になり、作業内容に応じた柔軟な働き方ができます。さらに、座って仕事をしている人と通りすがりの人の視線の高さが合うため、自然な会話も生まれやすくなります。

手前には、個人ワークや少人数で情報共有・確認ができるよう、丸テーブルの席を設けました。一方、奥には壁付けのソファ席を配置し、背後からの視線を遮ることで、機密性の高い内容を扱う際も安心して作業に取り組めます。また、壁面にはテレビを設置しており、所属アーティストの出演番組の視聴や情報収集に活用しています。

集中スペース

オープンな空間のオフィスであっても、業務に集中しやすい環境を実現するために、集中スペースを設けました。日常的にハイスペックなPCと大型モニターを使うクリエイターがこのスペースの一部を固定席として使用しているほか、他の社員も必要に応じて利用できるようにしています。

打ち合わせスペース

カジュアルな雰囲気の中で打ち合わせができるよう、アースカラーで周囲と合わせた明るい色合いのソファを採用しました。また、オフィス全体が見渡せる開放的な空間にすることで、短時間で効率よく打ち合わせを進めることができます。