働き方の多様化に伴い、オフィスは単なる「働く場」から、コミュニケーションやコラボレーションを促進する場へと進化しています。

 

その中で注目されているのが、必要に応じて空間を柔軟に変えられる「アジャイルオフィス」です。

 

アジャイルオフィスでは、業務内容や状況に応じて、空間の使い方やレイアウトを自由に変更することができます。

 

今回は、アジャイルオフィスの概要から、フリーアドレスやABWとの違い、メリット、おすすめのオフィス家具をご紹介します。

 

目次

1.アジャイルオフィスとは

2.フリーアドレスやABWとの違い

3.アジャイルオフィスのメリット

4.アジャイルオフィスにおすすめのオフィス家具

5.まとめ

 

 

1.アジャイルオフィスとは

 

アジャイルオフィスとは、業務内容や状況に応じて柔軟にレイアウトや仕様を変更できるオフィスのことを指します。

アジャイルとは、「素早い」「俊敏な」という意味の言葉で、もともとはソフトウェア開発の分野で、変化に迅速に対応しながら開発を進める手法として使われてきました。

 

この考え方をオフィスや働き方に応用したのが「アジャイルオフィス」です。

 

アジャイルオフィスは、デスクワークだけでなく、ミーティング・ソロワーク・リフレッシュなど、さまざまな状況に応じて柔軟にレイアウトや仕様を変更できるのが大きな特徴です。

 

 

2.フリーアドレスやABWとの違い

 

アジャイルオフィスと似た概念として、「フリーアドレス」や「ABW」がよく取り上げられます。これらは混同されがちですが、意味や目的にはそれぞれ違いがあります。

 

■フリーアドレス

フリーアドレスは、オフィス内に個人の固定席を設けず、空いている席を自由に選択できるスタイルです。フリーアドレスでは、人が移動することでオフィスの使い方が変わります。一方、アジャイルオフィスは、テーブルや椅子、パーティションなどの物を移動させることで、オフィスのレイアウトや仕様を変更します。

 

フリーアドレスについては、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。

コラム：【オフィス環境を整える】フリーアドレス成功の秘訣とは

 

■ABW

ABWは、「Activity Based Working（アクティビティ・ベースド・ワーキング）」の略で、業務内容や気分に応じて、働く時間と場所を社員自ら選択できる働き方です。

ABWでは、オフィス内だけでなく、自宅やカフェなど社外の場所も働く場所の選択肢となります。

アジャイルオフィスも自由度が高く、物を移動させてオフィス内の環境を変えることができますが、基本的にオフィス内に限定される点でABWとは異なります。

 

ABWについては、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。

コラム：【オフィス環境を整える】ABWとは？

 

 

 

3.アジャイルオフィスのメリット

 

アジャイルオフィスを導入することで、コミュニケーションの促進やコスト削減などの効果が期待できます。

 

・コミュニケーションの促進

アジャイルオフィスは、固定席を設けない場合が多く、その日の業務内容に応じて座席を選びます。また、状況に応じて柔軟にレイアウト変更できるため、日ごとに異なる社員と隣り合う機会が増えます。これにより、部門を超えたコラボレーションや社員同士の自然なコミュニケーションが促進されます。

 

・コスト削減

アジャイルオフィスでは、さまざまな用途に使える家具を活用することで、働き方や組織の変化にも柔軟に対応できます。組織変更やプロジェクトの発足のたびに、大がかりなリフォームや家具の入れ替えを行う必要がなく、コスト削減につながります。

 

 

4.アジャイルオフィスにおすすめのオフィス家具

 

アジャイルオフィスでは、オフィス家具選びも非常に重要です。可動式のオフィス家具や、さまざまなシーンに対応できるオフィス家具を取り入れることで、アジャイルオフィスの特徴を最大限に活かすことができます。

 

・コクヨAnyway(エニーウェイ)

Anyway (エニーウェイ)は、テーブル・チェアー・ソファーなど豊富なバリエーションとカラーリングが特長のシリーズです。人数や目的に合わせて、自由自在にレイアウトを変更がすることができます。ボリューム感のある見た目のソファーも、キャスターで自由自在に動かすことができます。

 

コクヨのAnyway(エニーウェイ)はこちら

 

 

・コクヨINITIA（イニシア）

INITIA（イニシア）は、立ったり、座ったりのシーンに合わせて、高さを3段階に(H720 ・H800・H900)調節ができる昇降フラップテーブルです。サイドからも座りやすい脚の形状で、人数が増えた場合にも柔軟に対応できます。また、フラップ可能で効率的に収納でき、キャスター付きで移動も簡単です。

 

コクヨのINITIA（イニシア）はこちら

 

 

・コクヨOSFA(オスファ)

OSFA(オスファ)は、執務エリアやオフィスラウンジなど、幅広いシーンに対応できるソファーです。背もたれ・肘置き・座面は簡単に取り外しや移動が可能です。パーツを組み替えたり、オプションを追加したりすることで、使う場所や用途が変わっても使い続けることができます。

 

コクヨのOSFA(オスファ)はこちら

 

 

4.まとめ

 

アジャイルオフィスとは、業務内容や状況に応じて柔軟にレイアウトや仕様を変更できるオフィスのことを指します。

 

デスクワークだけでなく、ミーティング・ソロワーク・リフレッシュなど、さまざまな働き方や状況に対応し、コラボレーションやコミュニケーションを促進します。

 

今回ご紹介したオフィス家具は、実際にコクヨ北海道販売のライブオフィスでご覧いただけます。

 

実際に見て、体感したいと感じていただけましたら、コクヨ北海道販売のライブオフィス「EZONE」へお越しください。お問い合わせお待ちしております。

 

 

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