【音対策】オフィスの「音」で困っていませんか?前編
会議や打ち合わせ等、大事な話が周囲に漏れていないか気になる、という声が多く聞かれます。しかしながら、コクヨが行ったアンケート調査では実際に対策をしている企業は1割にも満たない、という調査があります。
「大事な話をしている打合せや会議の音漏れが気になる」
「テレビ会議の時、声が反響して聞こえづらい」
会話が周囲に漏れることでもっとも気がかりなのは機密情報の漏洩です。会社の重要情報や、個人情報等、漏れてはいけない情報であふれています。
また、せっかく個室でテレビ会議をしているのに、音が反響して、スピーカーのボリュームを上げたりつい大きな声を出してしまったり、会議内容が外に聞こえてしまう、といった問題もよくあることです。
これら、「音」に対する問題を解決する方法として「ABC対策」を提案します。ABCというのは、以下の各頭文字からきています。
A | Absort 吸音<室内の音を吸い込む> |
B | Block 遮音<間仕切で音を通さない> |
C | Cover マスキング<音のベールで包む> |
これは、欧米のオフィスでは主流となっている、音環境対策における基本的な3つの考え方で、この3つを音の課題によって適切に配置することが重要となってきます。
今回は、「A・・・Absort 吸音」、「B・・・Block 遮音」の対処法について紹介させていただきます。
▼A・・・Absort 吸音<室内の音を吸い込む>
吸音性のあるパネルを壁に貼り付けて、音の反響を防ぎます。
マグネット式で取り付け・取り外しが簡単、消臭・抗菌効果もあり、取付位置や、2種類あるシートの組み合わせで、吸音効果が向上します。
●取付位置により、吸音効果が向上します
●素材の違う2種類のパネルを組み合わせることにより、広い周波数に対応できます
▼B・・・Block 遮音<間仕切で音を通さない>
高い遮音性能を持ち合わせた「間仕切り」を利用し、3つの対策をすることにより、さらに遮音効果が高まります。
① ガラス部分は、シングルガラスをダブルガラスに変更することで遮音性能がUP
② 開口部をパネルで塞ぎ、遮音材(ロックウール)を充填すると遮音性能がUP
③ ドア三方枠とドアボトムに対策を施すことで、室内の機密性を向上させ遮音性能がUP
本格的な防音工事の前に、これらの対策を検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、弊社のオフィスでは、これらの音対策をおこなうことで、会話漏れを防いでいます。
実際に見て、感じたい、というご希望があれば、ぜひライブオフィス「EZONE」へお越しください。
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