【音対策】オフィスの「音」で困っていませんか?後編
会議や打ち合わせ等、大事な話が周囲に漏れていないか気になる、という声が多く聞かれます。しかしながら、コクヨが行ったアンケート調査では実際に対策をしている企業は1割にも満たない、という調査があります。
「大事な話をしている打合せや会議の音漏れが気になる」
「執務室がうるさくて仕事に集中できない」
など、前回に引き続き、オフィスの「音」に関する問題を取り上げます。
会話漏れによる重要情報や個人情報の漏洩リスクだけではなく、オフィスの「音」は業務効率にも影響します。
このような、「音」に関する問題の解決方法として、コクヨが提案している以下「ABC対策」のうち、今回は「C・・・Cover マスキング」の対処法と、「会話ボリュームの抑制」についてご紹介をさせていただきます。
A | Absort 吸音<室内の音を吸い込む> |
B | Block 遮音<間仕切で音を通さない> |
C | Cover マスキング<音のベールで包む> |
▼C・・・Cover マスキング<音のベールで包む>
天井内にスピーカーを設置し、間接音方式でオフィス内に空調のような音(耳障りにならないほどの音)を拡散させ、「マスキング効果」の原理を利用して音を気にならなくさせます。
・テレビを見ている時、掃除機を使用するとテレビの音が聞きとれない
・物音の多い昼間は気にならない音も、静かな夜は小さな物音でも耳障りに感じる
このように、同時に聞いている他の音によって、もとの音を感じにくくなる聴覚特性を「マスキング効果」と呼びます。
●会議室の音漏れを防ぎたい、オフィスの騒音を会議室では聞こえにくくしたい場合は、会議室内と、近くのオフィスの両方にスピーカーを設置すると効果的です。
▼会話ボリュームの抑制装置
プライバシーの保護が要求される空間で、会話のボリュームがアップを音と光でお知らせします。
・会話のボリュームを内蔵センサーが感知。
「声の ボリュームが大きい」と光やアラームで 注意を促します。
●検出した音の大きさを波形で表示し、音の大きさを数値で保存。
●検出した音の記録で、会議室の稼働率を調べることも可能。
本格的な防音工事の前に、これらの対策を検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、弊社のオフィスでは、これらの音対策をおこなうことで、会話漏れを防いでいます。
実際に見て、感じたい、というご希望があれば、ぜひライブオフィス「EZONE」へお越しください。
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